第204回 | 衣張山(神奈川県) | 標高: | 121m |
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日時: | 2017年11月12日(日) | 天候: | 晴 |
参加者: | 参加者31名(内訳は重複あり) ・体験者21名 ・サポーター14名 ・体験山行1名 |
報告者: | 重田かおる |
鎌倉駅からバスに乗り、緑ヶ丘入口で下車。気持ちの良い秋晴の中、軽い準備運動をしてスタートする。
石段をゆるゆると上がって行くと、間もなく名越切通に出た。
切り開かれた狭い道を通り、ぐるりと回ってまんだら堂やぐら群へと歩を進める。公開中のため中に入ることができ、展望台へ上がって係の方の説明を聞きながら見学する。岩盤をくり抜いた大規模なやぐら群で、その大きさと数に驚く。
まんだら堂を後にし、緩やかな道をのんびり歩く。この辺りは石切場跡がいくつかあり、洞窟のように大きくて深い所もあった。暗い奥の方まで携帯の明かりを頼りに入っていく者もいて、ちょっとした探検家気分も味わえたようだ。
しばらく行くと、荒々しい岩肌の崖が屏風を立てたようにそそりたっているのに出くわす。お猿畑の大切岸だ。大迫力である。
巨大な岩壁を後にし、衣張山目指していよいよ登山だ。登山道は休日の鎌倉とは思えないほど静かで、人も少ない。紅葉には少し早いが、秋の草花や木の実などを楽しみながら歩く。
ムラサキシキブの実
海街diaryのロケ地として有名なパノラマ台は、細い山道を登りきった所にあった。ベンチが一つあるだけの狭い所だが、さすがに素晴らしい景観だ。
来た道を戻り、近くの見晴らしの良いところで昼食をとり、衣張山山頂へ。こちらも素晴らしい景色を観ることができた。 帰りは報国寺横へと降り、駐車場で解散。お天気に恵まれ、富士山こそ見られなかったものの、遺跡や素晴らしい景色を堪能した盛り沢山の山行だった。
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