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FRCC フロント・ランナーズ・クライミング・クラブ

FRCCの活動

FRCCでは、登山を通じて女性がん体験者のQOL(Quality of Life)向上を目指しています。

山行記録

第289回 入笠山(にゅうがさやま)(長野県) 標高: 1955m
日時: 2026年3月8日(日) 天候: 晴天
参加者: 12名(内訳は重複あり)
内訳
体験者4名
医療サポーター2名
山行サポーター8名
報告者: 佐藤 泰子

2月の入笠山が悪天候で中止になったものだから、新宿で特急あずさに乗り込み、甲府を過ぎて雪化粧の山々が見えてくると、早くも気持ちが盛り上ってしまった。富士見駅からバスに揺られ外を眺めると、周りの山は黒々として、スキー場のところだけ刷毛で塗られたように白い。山の上に雪があるのか気にしながらゴンドラを降りると、登山口の向こうまで雪が続いていた。

スキーやスノボを楽しむ人たちを横目に、登山道に入っていく。入口は少しぬかるんでいたので、滑らないように慎重に。木立の中はきれいな雪道が続いていて、ぎゅっぎゅっと踏みしめて、歩く感触を楽しむことができた。湿原の入り口手前で、アイゼンの取り付けなど身支度を整えた。空は見事な八ヶ岳ブルー。

アイゼンをつけているので、木道を傷つけないようにその脇の雪の上を慎重に歩いて行った。しばらく歩くと開けた場所にでて、遠くに山小屋と小さな展望台のドームが見えてくる。雪がとければ、この一面がやわらかな草色になるのかと、まだ雪景色しか知らない私は想像してみた。

この先は、勾配が少しきつくなって山っぽさが増す。登り始める前に、万一頂上で食事ができない場合に備えて、ランチ用のコロッケパンをほおばった。しっかり充電をして山道を登っていくと、時々木立に積もった雪が落ちてきて、いっぱつ背中とザックの間にヒットした。あぁ、これも春山の雰囲気なのだな。

頂上は見事な360度パノラマ。ひときわ目立つのは真っ白い富士山で、新幹線からみるよりもゴツゴツと男性的に思えた。そこからぐるっと、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳など格好いい山並みが続いている。北側の遠くに見える、ツノが2つある山は乗鞍だと教えてもらった。去年8月にFRCCであの山に登ったなんて!飽きもせずまた感動。風のない穏やかな頂上で昼食をとり下山。3月の雪山を満喫した。

暖かい 陽光のもと 雪遊び   白水