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FRCC フロント・ランナーズ・クライミング・クラブ

FRCCの活動

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山行記録

第 283回 大洞山(おおぼらやま)・三国山(みくにやま)(山梨県) 標高: 1385m・1320m
日時: 2025年9月21日(日) 天候: 晴れ時々くもり
参加者: 参加者: 17名 (内訳は重複あり)
内訳 体験者   8名
山行サポーター  7名
医療サポーター  5名
学生サポーター  0名
お試し参加者   0名
報告者: 赤羽根久美子

新宿に集合し、参加人数に合わせた小型のマイクロバスに乗り込み朝7時に出発をする。今回はバスの車窓からは雲が多く富士山は見えない。篭坂峠の公園墓地駐車場で山行メンバー全員集合し各班に分かれて準備体操後登山を開始する。

上り始めの道はV字のなだらかな坂道で落ち葉がふわふわ、火山灰がサクサクと音を立てて心地よい。膝にやさしい道が続く。幾分蒸し暑く汗をかく。モミジ、カエデ、ブナの樹林帯の道を進んでいるとガスが垂れ込めて幻想的な景色が続く。ガスは薄っすらと私達を包んでは消えを繰り返す。

上り始めて1時間ほどで立山(たちやま)展望台に到着する。木々に囲まれた道が多かったので展望台からの素晴らしい景色を期待したが雲で富士山や周りの景色は見えなかった。

樹林帯の道には、ヤマボウシ、サンショウバラ、サルナシなどの珍しい木の実が落ちていて見つけるたびに楽しい。        また、いろんな種類のキノコもたくさん生えていた。

大洞山山頂の広場で昼食をとる。ガスが垂れ込めると肌寒く薄いダウンを羽織ってちょうどよい。

昼食後三国山を目指し出発。

道すがら、いくつかのブナの木の根っこがひっくり返っていた。根っこは火山灰に薄く根を張って頑張っていたであろうに、強風で倒れたのか、根っこの姿は芸術的に見えた。三国山頂上で集合写真を撮り、最後は短い距離ではあったが急坂を降りる。滑らないようにゆっくりと無事に下山。今回は樹林に癒された山行だった。素晴らしい山行であったが、自衛隊の演習場の雷のような大砲の音と富士スピードウェイの車のエンジン音がずっと聞こえていた。