8月21日。猛暑続きの関東を抜け出し、7時に新宿をバスで出発。高速を降りるとソバの花が見えて長野県に来たと感じる。 シラカバの木が増えてきたなあと思っていると、バスはくねくね道に入り、上がっていく。うとうとしているうちに畳平バスターミナル到着。 標高2702m、気温15.8℃。歩いてすぐに白雲荘。 山小屋のイメージとは違って清潔で、スタッフ手書きのイラストが張り巡らされていて気持ちが和む。
部屋ですこし休んだ後、富山からのサポーターの案内ですぐそばのお花畑散策に出る。 チングルマの綿毛、イワギキョウ、コウメバチソウ、イワツメクサ、トウヤクリンドウなどたくさんのかわいい花々の名前や、一面に広がるハイマツの下にはライチョウが巣を作っている、など教えてもらう。 夕食までは入浴したりゆっくり過ごす。 夕食は、飛騨牛の鍋がついて豪華で感激! 翌日も飛騨牛のすき焼きで、品数が多くておいしくて大満足。
21時の消灯前に、夜空を見ようと玄関前のデッキに出てみると、天の川がうっすらと見える。 目が慣れてくると、夏の大三角、北斗七星、さそり座も見える。 山小屋のスタッフがわかりやすく天空の説明をしてくれる。 そのうちさそり座と一緒に写真を撮りたいと、メンバーが順番に撮影。 一瞬のライトの後4秒間、その場にいる全員が息を止めるなど四苦八苦しながらも楽しい撮影会となった。 流れ星も見えた。
8月22日。本番の3026mの剣が峰を目指し、7時、ちょっと寒い中、班ごとに出発。昨日見た花の他にもコマクサ、ウサギギク、ヨツバシオガマ等々花々を眺めながら歩いていく。富士見岳を巻いて肩の小屋までは、なだらかな坂道だが高度が高いので息が切れる。そこから先は、岩や火山性の石などがゴロゴロとした急登で注意深く進んでいく。大きな石を両手も使いながら登っていくと、鳥居が見えてくる。くぐるとそこが乗鞍本宮、その前が頂上。頂上は狭いので班ごとに写真撮影する。雲が上がってきて、眺望はあまりよくなく残念。来た道を下り、途中で食事休憩して肩の小屋まで下りてきてお汁粉でホッとひと息つく。あとは周囲の景色や花々をゆっくりと眺めながら戻る。
8月23日。7時に玄関前で集合写真を撮った後、乗鞍岳の北東にある大黒岳に班ごとで向かう。30分足らずで頂上到着。眺望がよく、焼岳、穂高連峰や槍ヶ岳が間近に見える。雲に見え隠れしている三角の山は笠ヶ岳など説明してくれて山々の名前がわかりうれしかった。また、頂上付近で数日前にはライチョウの親子が見えたそうで期待したけれど残念ながら姿は見えなかった。白雲荘に戻り、バスで新宿に16時半に戻った。