朝小雨が降る中自宅をでる。蒸し暑いが曇りの相模湖駅に到着。5月の山行ではバスが混んでいたとのことだったが、今回は席にほぼ座れた。
登山口 に到着後5班に分かれ、参道を上る。上りきると樹齢約400年の素晴らしい蛇木杉があった。顕鏡寺の門前で休憩をし鐘の横を通り木々の間を上り始める。大きな名前の付いた奇岩を眺めながら滑りやすい足場を進んでいく。
5月の山行記録で見た花はもうない。そんな中、葉の下にひっそりと咲く可愛いヤブムラサキを見つける
山頂の手前、融合平見晴台で昼食をとる。ベンチに座って食べ始めていると隣の班がざわめいている。なんと1名のズボンにヒルが張り付いているのを発見。幸いなことに血を吸われている痕跡はない。ベンチに座って食べていた数名はさっと立って食べ始める。そのあとはヒルに出会うことなくホッとする。
石老山山頂では、薄っすらと雲の上に富士山の頂きを見ることが出来て嬉しい。登山道のあちこちに小さな石に描かれた可愛いお地蔵さんがいくつもあって癒された。
下山は、いくつもの坂を上っては下りが大明神展望台まで続いた。最後の下りは滑りやすい木の根っこや段差に気を付けバス停に到着。バス停で解散後相模湖駅行のバスを50分ほど待ち帰路についた。私は珍しく次の日筋肉痛になった。
しっとりと 苔むす石に 汗をかく 白水