4月の山行は天候不順で中止になったため、今年度最初の山行は5月の石老山になった。つばめが飛び交うJR中央線の相模湖駅に集合。路線バスに乗るため並んだがその列の長いこと。動き出したバスは登山客でぎゅうぎゅう。よい天気で、親子連れも見かけた。
バスの下車後に、班分けがあり、順に歩き出す。山に入ると、古道が続き、清水が流れる岩の階段を登って行く。すると、大きな岩が次々現れた。岩は苔むし、頭には樹木を載せている。さまざまな巨岩、緑の草木と苔、そして清水を、石老山が包み込んでいるようだ。まだ歩き出したばかりなのに、この山にまた来たいと思う。やがて顕鏡寺に到着。登って来た古道は、顕鏡寺へ続く参道だったと知る。はるか昔の参拝者たちも、この参道を楽しんだに違いない。
巨岩のほかに見とれたのは、花々。
キンラン、シャガ、ジュウニヒトエ、ヤマツツジ、エビネ・・・・
融合平見晴台で昼食。今日の山行から形態が変わり、班の人数は4、5人になる。小さい班なので、昼食も一緒に食べ、初めて一緒になった仲間とも話せて楽しい。なによりリーダーの声が後ろまで届き安心感があった。
石老山山頂で集合写真を撮り、大明神展望台では中央道の渋滞が見えた。さて、ここから急な下り坂が続く。足が疲れてきたころ、山を抜けバス停で解散となった。