8月22日
新宿西口を6時45分に貸切バスで出発し、休憩を何回かはさんで室堂を目指す。
車窓に日本海が映りはじめ、遠くに来た実感が。おしゃべりやお昼を堪能していると室堂。
現地合流の仲間に会う。今回は日本山岳会富山支部からサポーター2名の参加がある。
一息入れてから雷鳥荘に向かって歩き始める。
ミクリガ池のあたりから、風向きによっては硫黄の匂いが鼻につく。
避難小屋(ステーション)はあるし、ガス濃度の警報装置なども数か所に見かけ、素敵なだけの場所ではない、と頭に刻む。軽くせき込む人もいる。
雷鳥荘に到着し、早めの食事や温泉を楽しみ、明日に備えて休むその前におしゃべりをする。
8月23日
今回は7班に分かれ、班ごとに軽く体操して7時に出発する。体の調子に合わせ、雷鳥荘周辺で良い一日を過ごす仲間もいる。
色とりどりのテントがあるキャンプ場まで階段を降り、木道で沢を越える。穏やかな登りの後は石&岩の道での登り。「穏やか」と「石&岩」を交互に進む中、剱岳を見かける。
<立山の ぬける青空聳え立つ 神が見えたか 剱岳 白水(投稿)>
奥大日岳にやっと到着。山頂は狭く、浮石などで危険なため長居はせず、班ごとの写真を撮って降りる。
見晴らしの良いところで、今降りた山頂を眺めながらお昼をいただく。そういえば、途中で富山市も見かけたな。
下山してキャンプ場まで降りると、残るのは長い登り階段。身体を鍛えるのには最適である。
仲間とおしゃべりしながら温泉につかる、外に出て月や星を眺める、昨晩の日常にはない時間の流れで心が十二分にほぐれる。でも筋肉はそうはいかない。
山荘の前で集合写真を撮って向かった室堂で、玉殿の湧水と奥大日岳に別れ、バスに乗り込む。
その後全員、出発した各地へ無事に戻り、山行が終わる。