3日前に梅雨明けしたとたん猛暑日が続いているので標高の高い山に行くのはとてもうれしい。山梨市駅から8台のタクシーに分乗してモモや巨峰の畑のフルーツラインを通って大弛峠に向かう。
一時間あまりのドライブで峠に全員集合、やはり涼しさを感じる。ゆっくり時間を取って準備、高地順応して顔合わせの後に班ごとに11時出発。歩き始めるとすぐに目につく様々な苔の美しさに癒されながら山道を登っていく。
階段をずっと登っていくと足元にゴゼンタチバナや左右にシャクナゲ。白、桃色、その混ざった色の花やこれから咲きそうな様々なシャクナゲに囲まれながら上っていくと巨石と灌木が自然に配置された「夢の庭園」。青空に周囲の山々が素晴らしく、金峰山の五丈岩もよく見える。富士山も頭がちらっと見えた。
立ち枯れが目立ってくる。高度のためか少し息苦しさを感じながらもさらに上っていき、12時過ぎに頂上到着。吹き抜ける風が汗ばんだ身体に気持ちよい。さすが奥秩父最高地点からの素晴らしい景色を堪能しながらお弁当タイム。最後の班も12時半には到着し、集合写真を撮って13時20分下山開始。
国師岳山頂に寄ってから夢の庭園の分岐に戻ってきて、時折ゴロゴロとなっている雷を気にしながら、そして足元はごろごろの石に注意しながら大弛峠まで降りてきた。峠で解散後待ってくれていたタクシーに乗り、山梨市駅まで。駅でタクシーを降りた途端ムワッと熱気を浴び、山頂の涼しさがすでに懐かしく感じられた。