猿橋駅に集合しバスに乗り込むと、あっという間に「登山口停留所」。そこから舗装された急坂を歩き、注意事項・班分け・ストレッチをするトトロ公園に到着する。
なんとそこから富士山が。木の枝に若干邪魔されているけれど、まぎれもなく富士山が。
幸運を喜びつつ公園を出発し、しばらくして登山道に入る。
歩きやすい道だが、まれに谷側がやせ細っている。その場所ではリーダーからの注意をもらい、急峻な谷に落ちないよう気を付けつつ通り抜ける。
今回は当初のルートを急遽変更し、西側の登山道往復になったと説明を受けている。東側はどんな感じのところかと想像したくなるが、やめる。とにかく注意深くする。
南斜面なのに霜柱や雪の残りがあり、枝などで影になるところは寒い。でも日差しが当たるところは暖かく、太陽の力強さを実感しながら、展望ポイントに向かう。
またもや富士山を眺め、堪能してから山頂に向けて出発する。
そして分岐点あたりから雪だらけ(?)の北斜面が見え、山頂を目指して稜線を登る。
百蔵山の山頂は広々しており、ほぼ360度の景色を見ることができる。登ったことのある山があるのかな、どうかな、などと調べながら、目に映る富士山や他の山々を楽しむ。
できるだけ湿っていない場所を見つけ、久しぶりの太陽の下でのお弁当。他愛ない話はどんどんと弾み、心の和む良い時が過ぎていく。
アッという間に時が過ぎ、全員の集合写真を撮った後、来た道を戻り始める。
往路はほとんど登りばかり、つまり復路は下りばかりで、ストックの大活躍となる。谷側がやせた場所などにも注意しながら下り、かわいいネコノメソウを見つける。他の花はまだ休眠中らしい。
トトロ公園で富士山の見納めをし、解散となる。