茅野駅09:20発のバスに間に合うよう、「あずさ」を降りてからバス停にダッシュ。そこで集合となる。
一時間ほどバスに揺られ、麦草峠に到着。
コース説明等の後、班分けをし、ストレッチなどを行う。十分に整備された楽な道を、白駒池分岐に向けて歩き出す。
苔むした静かな風景の中では、時折聞こえる鳥の声がアクセントとなる。
ふかふかでしっとりし、何種類もの苔が隣同士に生えている。
緑色の濃淡だけでなく、形状も様々で、小さいながらそれぞれ「完結」した植物。
小宇宙のようである。
分岐地点で高見石小屋コースに入る。
基本的に整備されているけれど、台風等の影響か、要注意な箇所も多い。
少しぬかるんでいたり、木道が壊れてしまっていたりするので、とにかく気を付けて歩く。
岩の上に敷かれた木道を歩いている時、白い苔をあちこちに見つける。初めて見かける。
高見石小屋に到着し、待ちに待った昼食である。
帰りのバスを意識し、せっせと食べて、そして、しゃべる。 残念ながら、高見石には登れない。
その後、8月富士登山でアメリカチームからもらった旗を前列に広げ、みんなで集合写真を撮る。
来た道を白駒池分岐まで引き返す。滑るまい、転ぶまい、と気を付ける。
時間に余裕ができ、近くの白駒池(名前は「池」だが、堰止湖)の畔に出る。
雲が映り込み、美しい。その湖面に目を凝らすと、岸側に水草がたくさん浮いていた。
「泳げるのかな」など、話題は尽きない。
堪能してからバス停に向かい、順調に茅野駅へ戻る。
今回も無事に全員で戻ることができ、心からありがたく思う。