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FRCC フロント・ランナーズ・クライミング・クラブ

FRCCの活動

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山行記録

第 252回 浅間山(せんげんやま)・湯坂路(ゆさかみち)(神奈川県) 標高: 802m
日時: 2023年5月14日(日) 天候: 曇り時々小雨のち大雨
参加者: 参加者30名 (内訳は重複あり)
内訳 体験者18名、
山行サポーター 12名
医療サポーター 7名
学生サポーター 0名
お試し参加者  0名
報告者: 桃川順子

山行前の天気予報で当日はずっと雨となっていて、山行ができるのか不安を抱えながら集合場所の小涌谷駅まで行ったが、駅に到着した時には雨は止んでいた。駅前で6班に分かれて班ごとに準備体操をし、予定通り9:30に出発。

しばらく道路を歩き、砂利道に入ったかと思うと右から沢の水の流れの音。右下を見ると雨の続いた後だからか、小川の石の上を流れる水量の多さにびっくり!顔を上げ道の先に目を向けると、岩肌に幾つもの筋をひいて水が落ちている景色が見える。千条(ちすじ)の滝に到着。滝のイオンをたっぷり浴びつつみんなで思い思いに写真を撮っている。

登山道に入り、雨で水分を含んだ道を注意しながら、登っていく。しばらく上ると、パラパラと雨の音。急いで雨具を身に着けザックカバーも。鷹巣山への分岐点まで登り道をどんどん進むが、リーダーの判断でこのまま浅間山に向かう。11:00には、浅間山頂上に到着。すでに1班は昼食中。午後から雨になるという予報で、今のうちにみんなでお弁当。11:40に集合写真を撮る予定だったけど、その前に雨が降ってきたので写真がすぐ撮れる形に集合して準備万端。リーダーは集まって相談。

結局、早めに下りていくことになり、予定していた湯坂路には行かず、ルートを変更して宮ノ下に向かうことになる。

雨は、どんどん降り続けて、ついには土砂降りに。ぬかるみをゆっくりゆっくり根っこや石を避けながら滑らないように気を使っての下りは緊張の連続で、ちょっと歩きやすい道に出るとフ―ッ!と溜息。何度溜息をついたことか。途中倒木で道が塞がれていたけど踏み越えていく。駅に着く直前の線路を渡ったところで5年前にここから出発したことを思い出した。

比較的お天気に恵まれているFRCCには珍しい土砂降りの中の山行も全員無事に宮ノ下駅に13:00到着。リーダーたちの判断力に感謝です。