上野原へ向かう途中、車窓からくっきりとした富士山を見ることができた。「今月こそは能岳からも」と期待しつつ、集合場所に到着した。
先月と大違いなのは、お天気だけではない。バスターミナルに賑わいがあり、緊急事態宣言解除から約一月以上経ったことを実感する。
バスを降車した所でグループ分けや注意事項確認などをし、登山口を経由してゆっくり歩き始めた。
転ばないよう下ばかり見ていたが、たまに顔をあげると、木々が秋を感じさせる色合いになっているのがわかる。紅葉したものはまだ少なかったけれど、冬に向け、あるいは芽吹く春に向け、確実に仕度を整えている様子だった。
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アッという間に能岳山頂に到着。マスクを外し富士山をバックに記念撮影の後、待ちにまったお弁当タイム。いくらでも話が続きとても時間が足りず、またもやアッという間に下山の時刻。残念に思うその気持ちがさせたのか、富士山はその頂に雲をまとっていた。車窓からはくっきりしていたのに。
その後石碑や八重山山頂、そして展望台を経て、駐車場に向かう。
木や草、動物などの説明を上野原中学校の生徒さんが整備してくれているため、楽しみが増える。駐車場(登山口)にあるトイレのお掃除もしてくれているとのこと。
気持ち良い時間を過ごせるのはリーダーやサポーターのおかげ、そしてお会いしない方々のおかげと思い、お礼の気持ちを持った。