今年のFRCC山行ではめずらしく雲一つない快晴の空、東武東上線寄居駅で集合し、5つの班に分かれて出発。住宅地の平坦な舗装道路をしばらく歩いていき、少し上り坂になったと思うとすぐ大正池に到着。池といっても町の水利組合による立ち入り禁止の札がかけられている溜池。ここでトイレ休憩をしてさらに登山口に向かって歩く。
矢印の上に鐘撞堂山と書いてある立て札からは、山道となり、上り坂になるが、足元は足に優しく歩きやすい。台風で道が崩れて危ないところもあったが、木漏れ日の中をおしゃべりしながら歩いていく。急登になってきたかと思ったら、階段が見えてきて登りきると頂上でした。あずま屋でお弁当。小さな展望台もあり、関東平野が一望できる景色はお天気も良くて最高。筑波山が見えた。山の名前の由来となった鐘の前で集合写真。
円良田湖に向かって山を川沿いに下りる。途中、流木が絡まっていて大雨で流されてきたような痕跡が見える。この湖はダム湖だそうで釣り人が大勢いた。湖を回り込み羅漢山の登り口に着く。また山道に入り、本日一番の急登。おしゃべりもなく、息を弾ませ登って行く。下りのつづら折りになった山道の両脇には、小さな石仏・五百羅漢像がずらっと並んで鎮座している。笑っている顔、怒っている顔、姿勢も様々で一体一体違っているので眺めながらも楽しいけれど、足元も木の根や石ころなど危ないので注意しながら下りていく。少林寺で休憩し、秩父線波久礼駅で、予定通り14時15分解散。
久しぶりに参加する人も気軽に歩けるので、このような低山もたまにはいいなぁと思った。