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FRCC フロント・ランナーズ・クライミング・クラブ

FRCCの活動

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山行記録

第227回 黒斑山(くろふやま)(長野県) 標高: 2404m
日時: 2019年8月4日(日) 天候: 晴れ
参加者: 参加者:26名 (内訳は重複あり)
内訳 体験者14名
サポーター 14名
学生サポーター 0名
お試し参加者 0名
報告者: 黒田恵子

長い梅雨が明けたとたん、連日猛暑の続く東京を脱出し黒斑山に向かう。
6:45新宿西口から大型バスにて関越道で一路信濃路に、途中心配した渋滞もなくバスは小諸インターを出て、ぐいぐいと急カーブを曲がり少し早め10時10分車坂峠・高峰高原ホテル前に到着。

久しぶりの快晴の下の山行、既に2000m近い標高に位置する登山口なのにかなり蒸し暑い。照りつける太陽と青空、みずみずしい木々の間を抜けこまめに水分補給と休憩を取りながら進む、暫く登ると木で作られている階段に出る、段差がとてもきつく丁度良い脚の置き場を見つけてぐいっと登る。

登り始めて約1時間半、左手に浅間山が見え隠れしそのまま少し進むと今度は突然目の前に、浅間山がその雄姿を惜しげも無く現した、爽快である。こんなまじかにくっきりと浅間山をみる事が出来るなんて何とラッキー、12時30分槍ヶ鞘に到着。

今日は各班其々がペース配分、時間調整をしながら、14時半迄に登山口に戻る計画である。槍ヶ鞘を通り抜け浅間山を目前に臨むトーミの頭まで登って引き返すか、トーミの頭まで行かず下山するか、班の状況に合わせたコースをとる。途中暑さと高度の為か体調を崩し休憩、下山するメンバーもいらしたが、ベテラン登山経験者と医療スペシャリストの皆さんは、どんな状況でも冷静に的確な対応を取られ、安全を最優先に流石のチームワークである。

私の班は、槍ヶ鞘から横に逸れ簡単に昼食を取り、そのまま中コースで下山の路に着く。ザックがひっかかりそうな狭い道、平たい石が重なる急勾配、慎重に脚の運びに気を付けて下山する。殆ど登山口迄下山して来るとクルマユリ、ショウマ、マツムシソウ、カラマツソウ等色々な種類の花々が咲いている。

各班と登山口で合流する、途中体調を崩された方々も無事に下山され、全員で集合写真を撮る。
14時半予定通りバスが迎えに、全員無事バスに乗車、帰路は予想通り渋滞でしたが7時半過ぎには新宿駅到着、全員無事帰宅の途につきました。
今回も無事に参加、楽しい1日に感謝です!