桐生までの特急列車でみんなが顔を合わせて、なんだか楽しい気分。 新桐生駅から桐生市内を抜けてコツナギ登山口まではタクシーで25分ほどの距離だった。林道沿いの桐生川の清流は、そのまま登山道沿いへも続いて、久しぶりに美しい水の流れとせせらぎの音を聞きながら新緑を上に見てこの上ない清々しさ。 杉の木は30メートルを超えるだろうか。ところどころ見る倒木は例の台風の爪痕かもしれない。
途中、本日のハイライト、世界中でここでしか見られないカッコソウの群生地がある。ボランティアの方5,6名、皆さん一生懸命にカッコソウを守る活動をしておられるとのこと。 今年は残念ながら群生、とはいかずチラホラという感じだが、花をつけていない葉だけのカッコソウがたくさん見られるので、来年はもっとたくさんの花を期待できるかもしれないとのことだった。
しばらく行くと椚田峠に到着、ここでお弁当。風が吹き抜けて、皆雨具を出して着るほど寒かった。 集合写真を撮り、山頂へと出発。 しばらく登りが続き、一角に珍しいシロイワカガミが群れ咲いていた。
岩がごろごろの急登をよじ登ると山頂に到着。 山頂は狭く、曇っていて眺望も良くないので、班ごとの写真を撮って下山。 一旦椚田峠まで引き返し、赤柴方向へと急坂を駆け下りるようにひたすら下る。 ヒイラギソウの群生地があり、皆駆け寄り、シャッターをきっていた。 今回は曇り空で眺望こそ良くなかったけれど、若葉眩しい新緑と沢山の花に出会えた楽しい山行でした。