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FRCC フロント・ランナーズ・クライミング・クラブ

FRCCの活動

FRCCでは、登山を通じて女性がん体験者のQOL(Quality of Life)向上を目指しています。

山行記録

第218回 笹子雁ヶ腹摺山(山梨県) 標高: 1358m
日時: 2018年12月9日(日) 天候: 曇り時々晴
参加者: 参加者:28名 (内訳は重複あり)
内訳 体験者 19名
サポーター  18名
学生サポーター 0名
お試し参加者  1名(医療)
報告者: 桃川順子

8:30にJR中央線笹子駅に集合。5班に分かれて準備体操をしてから登山口行きのバスに乗り、新中橋で下車して、9:20から班ごとに登山開始。いきなりの急登、落ち葉の敷き詰められた山道をずんずん上って行く。30分ごとに休憩を2回とっても、まだ急登が続く。スギ林から赤松林に変わっていく。この山も先月の草戸山同様、台風の影響なのか、折られた痕の生々しい倒木が目に付く。
やっと少し下り道が出てきてほっとしたのも束の間、またも急登。悪戦苦闘して尾根道に出ると晴れ間も出てきて、さらに富士山の頭が見えて感激‼

リーダーが道の先の山を指して、あの山の頂上まで行きます、と言われて萎えそうになる気持ちを富士山の姿が励ましてくれた。まだあんなに遠くなのかと正直がっかりしたけれど、そこからは意外に早く頂上に到達できた。ここで、到着した順に昼食。500円札の富士山はあいにく雲に隠れて残念でした。頂上は狭くて、全員で写真を撮ることはできず、1班から下り始める。

下りは階段状ではあるが段差もあり、けっこう注意深く足元を見て行かないと危険な状態。落ち葉に隠れている木の根っこに注意しながら下りていく。笹子峠を通り、国登録有形文化財の昭和13年に完成したトンネル、笹子隧道で再び全員集合し、集合写真を撮る。赤煉瓦のレトロな雰囲気が素敵。文化財でも、時折車が通って行くので、今でもちゃんと機能しているのに少々びっくり。しばらく舗装道路を歩き、また山道に入る。どんどん下って行き、樹齢千年と言われ広重の絵にも登場している矢立の杉に14:50到着。タクシーに乗って大月駅前、忘年会参加者は、そのまま会場のイタリア料理店「ムスタチオ」まで送ってもらった。忘年会では、イタリア料理を楽しみながら、なごやかに親睦をはかった。