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FRCC フロント・ランナーズ・クライミング・クラブ

FRCCの活動

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山行記録

第121回 尾瀬(至仏山)(群馬県) 標高: 2,162m(至仏山)
日時: 2011年8月20日(土)〜
23日(火)
天候:
参加者: 30名
(体験者11名、サポーター15名、学生3名、体験1名)
報告者: 佐伯 恵美子

8月20日(土)
大清水を出て三平峠にさしかかるころ、本降りとなる。尾瀬沼のほとりの尾瀬沼山荘でガイドのHさんから尾瀬の自然などのお話を聴く。

8月21日(日)
尾瀬湿原の木道を行く。ヒツジグサ、イワショウブなどの花や、清流のアブラハヤについ歩みを止めてしまう。二日目は至仏山荘に泊まり。ここでも山荘のご主人から尾瀬の四季のお話がある。夜のミーティングで明日は雨のため至仏登山は中止との発表がある。

8月22日(月)
直接鳩待峠へ向かう。1時間半ほどでバスの待つ峠へ。温泉に立ち寄り、三日目の宿、ペンションプモリへ。美味しい料理や皆との語らいで最後の夜は更けた。Sさんによる昔話のコーナーもあり、楽しかった。

8月23日(火)
途中の売店で新鮮野菜を買い込み帰京。秋雨前線が停滞し、ほとんど雨だったが、思い出深い4日間となった。


 

尾瀬の木道を行く
尾瀬の木道を行く


 
ペンションプモリ
ペンションプモリ
神秘的な湿原
神秘的な湿原

 

【尾瀬ケ原にて】
木道に 山ナメクジと 熊の糞  句狂人
すってんと ころんだ木道 雨の尾瀬  ハイムーン
岩しょうぶ 秋風めでて ほおを染め  QP
きゃ怖い ふんづけられて 山ナメクジ  ハイムーン
木道の 魔の道と化し 驟雨かな  句狂人
木道は 濡れてなければ お友達  春耀
沢桔梗 濡れて彼方に 燧ケ岳  青夏水
悔しいと 下山する友 胸の内  かめ
尾瀬ヶ原 熊をもはぐくむ水芭蕉  青夏水
雨合羽 華と共演 尾瀬ヶ原  青夏水
冬支度 尾瀬の実ちらし 熊ぬたば  QP
水芭蕉 熊のしとねに 無残かな  春耀
ヒツジグサ 2時から3時 生き生きと  青夏水
尾瀬ヶ原 きらり宝石 ひつじ草  小夏
湿原を 渡る秋風 サワギキョウ  春耀
牛首で 仲間と歌う 尾瀬の歌  小夏
友歌う 「夏の思い出」 聞こえ来る  春耀
尾瀬を見ず 木道眺め 一歩ずつ  うさぎ
降ってきた 雨が似合うぞ 尾瀬ヶ原  うさぎ

【ペンションプモリにて】
語り部の つむぐ話や 夏舘  句狂人

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