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FRCC フロント・ランナーズ・クライミング・クラブ

FRCCの活動

FRCCでは、登山を通じて女性がん体験者のQOL(Quality of Life)向上を目指しています。

山行記録

第210回 高水三山(東京都) 標高: 793m
日時: 2018年5月13日(日) 天候: 曇りのち雨
参加者: 参加者:29名 (内訳は重複あり)
内訳 体験者16名、
サポーター 13名
学生サポーター 3名
お試し参加者 1名
報告者: 桃川順子

JR軍畑駅 8:45出発。踏切を渡って、30分ほど舗装道路を歩いていく。この道路は「旧鎌倉街道」だそう。途中に軽トラックの上で犬のワンワンという鳴き声が聞こえて、猟犬かしら、と話していたが、あとで、子熊を捕獲したところだと聞いたとの情報を得る。母熊が近くにいるから注意するようにと言われたとか。高源寺でトイレ休憩した後、さらに道路を歩いてから9:40にやっと登山道に入る。山道と思いきや、階段が続く。階段が終ったと思うと、石がごろごろしている道になり注意深く進んでいく。ウグイスが萎えそうになる気持ちを励ましてくれる。コケやシダの緑だけでなく、眼を少し上げてみると、ぱぁ~っと広がる若葉の新緑に心が癒される。

若葉の色が目に優しい!

スギ林の続く中、根っこに注意しながらも足元は歩きやすいいい感じ。高水山は山頂には行かずに巻き道を行く。岩茸石山に向かう道は歩きやすく、展望が開けたところでは山々の連なりのグラデーションが墨絵のようで美しい。目前で雨粒がパラッと来たが、無事に12:00到着。

墨絵のように美しい山々

山頂は見晴らしがよく、雨が降る前にと、急いで昼食をとり、全員で写真撮影し、惣岳山目指して出発。岩と木の根っこの入り混じった道を慎重に歩いていく。やっとの思いで山頂に到着したがすぐに下りる。雨も降り始めたので、道もぬかるみ滑りやすくなってきて、根っこも相変わらず多いので気を張って降りていく。長い長いスギ林を抜けて、15:00御嶽駅到着。お疲れさま。

山笑い膝も笑いて雨の下り    句老人