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FRCC フロント・ランナーズ・クライミング・クラブ

FRCCの活動

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山行記録

第207回 鷹取山(神奈川県) 標高: 472m
日時: 2018年2月18日(日) 天候: 晴れ
参加者: 参加者24名(内訳は重複あり)
内訳 体験者16名
サポーター12名
学生サポーター0名
お試し参加者0名
報告者: 重田かおる

上野原駅前からバスに乗り、沢井入り口にて下車。班分けをし、ラジオ体操第一やストレッチをして出発。車道を少し歩くと、すぐに登山口に着いた。
登山口の階段には雪が残っており、かなり凍っていた。しかし雪は登り口だけということで、アイゼンはつけず、ゆっくりと慎重に上る。サポーターの指示に従ながら怖々と足を置き、最後はサポーターの皆さんに抱えられるようにして登りきった。

雪はすぐに見あたらなくなり、急な登坂が続く。衣料調整や休憩を挟みながら、鷹取山を目指す。どこかで「富士山」と声がする。やがて木々の切れ間から、山並みの向こうに白い頭を出した富士山が見えてきた。

鷹取山山頂に着き、しばしの休憩。烽火台跡の標識と、「こころに残る鐘」と書かれた細長く黒い鐘があった。

鷹取山を後にし、小渕山へ。しばらく下りが続き、アップダウンを繰り返す。落ち葉の多いところでは踏みしめたときの柔らかな感触を楽しみながら歩き、アセビの群落が見えると、花の時期は綺麗でしょうねと話しながら歩く。しかし、小渕山への道もかなり急な登りが続き、おしゃべりも途切れがちになる。

小渕山山頂は標識があるだけだったので、道の両側に座ってのランチタイム。ケーキやお総菜などがまわってきて、ぜいたくな昼食となった。食事を楽しんだ後は集合写真を撮り出発する。

歩き始めて少しすると、ロープが張られた急な岩場が現れた。サポーターに見守られながら、慎重に一歩一歩足場を確認しながら降りる。岩戸山への道は、他にもロープが張られた急な登りなどがあり、結構険しかった。

岩戸山山頂を抜けると30分ほどで藤野神社に出た。手を合わせた後振り向くと、細くて狭く、急な階段が続いていた。手すりにつかまりながらゆっくりと下りて行く。下り切ったところで全員揃うのを待ち、解散となった。

今日の山行は小さいながら三つの山を縦走し、アップダウンも多く難所もありで、とても充実した内容だった。全員無事に山行を終えられ、サポーターの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。天気にも恵まれ、梅の花も見ることができ、楽しい山行でした。ありがとうございました。

★2018年2月の俳句

急登の先に青空雪の富士                   句老人

梅三分アップダウンを無事下り       句老人

ひだまりにお猿いこいし岩戸山       ヤマガラ

あらうれし太巻にチョコ日遅れの    ヤマガラ

冬小山アイゼンなしのありがたさ    ヤマガラ

白き富士白き富士なれとこしえに    ヤマガラ